Tips Collection - OpenSSH


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OpenSSHのTipsです。ここではクライアントの話題のみを取り上げます: サー バに関しては取り扱いません。



OpenSSHとは

SSH(Secure SHell)は、通信路を暗号化することで安全性を高めたネットワー ク接続ツールである。telnetやrshによるリモートログイン、rcpやftpによる 遠隔コピーを置き換えるためのコマンド群を備えている。

OpenSSHは、SSHプロトコルをフリーで実装したものである。開発はOpenBSDプ ロジェクトによって行われている。


基本的な使い方

公開鍵認証

認証エージェント

ポート転送

エージェント転送

エージェント転送とは、手元で動作している認証エージェントを遠隔ホスト からも利用可能にする機能である。エージェント転送を使うと、遠隔ホスト からさらにsshコマンドを使用する際にもローカルホスト上の認証エージェン トを使用できる。ポート転送と同様に、認証時の通信は暗号化される。これ により、単一の鍵ペアだけで多段のSSH接続を手早く使うことができる。

エージェント転送は、-Aオプションで有効にする。

% ssh -A user1@remotehost

エージェント転送は設定ファイルで指定することもできる。 設定に関する記述 を参照のこと。


設定

設定ファイル ~/.ssh/config で、接続先ごとに個別に設定を行うことができ る。以下に簡単な例を示す。

# sample configuration

Host *.domain1
  Protocol 1,2
  ForwardAgent yes
  ForwardX11 yes

Host *.domain2
  Protocol 2,1
  User user1
  ForwardAgent yes
  ForwardX11 no

Host *
  Protocol 2,1
  ForwardAgent yes
  ForwardX11 yes

ファイルはテキストファイルで、"Host"行で区切られた複数のブ ロックから構成されている。#で始まる行はコメントである。接続するたびに 先頭のブロックから読み込んでいき、接続先ホスト名が"Host"行 にマッチしたらそのブロックを設定として使用する: その他のブロックは無 視される。先頭の方により限定されたホストの集合を、終端の方により一般 的なホストの集合を記述する。

最初のブロックは、DNSドメイン domain1 に所属するすべてのホストへの接 続に関する設定である。SSH1プロトコル優先、エージェント転送あり、X11転 送ありとなっている。

2番目のブロックは、DNSドメイン domain2 に所属するすべてのホストへの接 続に関する設定である。デフォルトユーザ名はuser1、SSH2プロトコル優先、 エージェント転送あり、X11転送なしとなっている。

最後のブロックは、上記以外のすべてのホストへの接続に関する設定である。 SSH2プロトコル優先、エージェント転送あり、X11転送ありとなっている。

以下に設定項目の一部を示す。これ以外にも多くの設定項目がある: sshのマ ニュアルに詳細が記載されている。

なお、上記のデフォルト値はシステム設定(/etc/ssh_configや /etc/ssh/ssh_configなど: コンパイル時の設定による)に何も記載されてい ない場合の値である。


その他の小技集

関連リンク

Copyright © 2002 Masaki WAKABAYASHI / 若林 正樹.
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